紺珠

手で撫でると記憶が蘇るという紺色の玉

分散授業初日を終えて

まずはめちゃくちゃ、ほんまに疲れました…

理由としては、4ヶ月もの間、授業をしていなかったこと、そして何といってもマスクの常時着用が求められているからです…

 

それを見越して、初回授業での自己紹介はKeynoteの音声ファイルの挿入を利用して事前に録音しておきました。

 

ところが、教室にあるプロジェクターにLightning-HDMIで繋げると、Bluetoothスピーカーに接続できず。Lightning-VGAで繋げるとBluetoothスピーカーに接続できました。

 

そしてもう一つトラブルが。春休みにSassoonシリーズやBtw3の有料フォントを買ったので、それらを使いKeynoteを作成してみました。ところが、教室に持ち込んだiPad Air3にはそれらのフォントがインストールされておらず、Arialらしきフォントにおきかわっており、若干体裁も崩れていました…

手っ取り早い解決法はPDFでの書き出しのようですが、音声ファイルやアニメーションも使ったりするので悩ましいところ。

 

そして先程紹介した自己紹介を事前に吹き込んだ音声ファイルの挿入ですが…

iMacのマイクだと上手く音を拾い切れず、Bluetoothスピーカーの音量を最大にしても少し小さかったです。

そして何よりライブ感がない!予め予想をできていたし、マスクで話し続けることとの天秤にかけた結果として事前録音を選んだんですが、クラスの雰囲気を見ているとうずうずして、結局2つ目のクラスからマスクをつけたまま地声で頑張りました。

さて明日からはどうするか…

 

しかし3ヶ月近く生徒の姿がほぼ無かったので、久々に活気のある雰囲気が戻ってきて良かったです。全日制の学校はこうでないと。

アベノマスクを寄付しました。

昨日、我が家にもアベノマスクが届きました。

f:id:blogkonju:20200517120414j:plain

 

ただ我が家は先週に不織布マスクを購入することができたので、このまま持っておくのはもったいない。

ちょうどそんな時、国立国際医療研究センター国府台病院がマスク寄付をお願いしているのを知り、郵送で寄付することにしました。(未開封のものに限り、郵送料は郵送者の負担です。)

www.ncgmkohnodai.go.jp

 

少し調べると郵便局のスマートレターが安価で簡単に送れそう。A5サイズ、1kg以内、厚さ2cm以内で、全国一律180円で送れます。実際のアベノマスクはちょうどA5サイズでした。スマートレターは郵便局でも買えますし、一部のコンビニでも買えるようです。

www.shop.post.japanpost.jp

 

もしアベノマスクが不要なら寄付してみてはどうでしょう?

 

《追記2020/05/18》

文科省から送られてきた学校関係者用の布マスクも一緒に、合計3枚入れても余裕でした。

動画授業と今後の授業形態とCOSMOS

先週から府立高校では分散登校が始まりました。

勤務校では学年ごとに日時を指定しています。1学級のうち出席番号の前半20名は午前に、後半20名は午後に登校します。更に20名を半分に分け、担任と副担任で10名ずつ対応するというものです。

分散での登校という形態に加えて、滞在時間は2時間という制約もあり、もちろん授業をするなんて到底無理な話なので、ご多分に漏れず、勤務校でも動画配信サービスを使って授業が始まることになりました。できるならもっと早くから導入した方が良かったかもしれませんが。

 

ということで動画授業を作ってみました。

正確には授業というよりかは、家庭での学習方法を12分程の動画で紹介したものです。Read & Look UpやFlip & Write、そしてQuizletを使った瞬間英作文の3つを、実際に画面越しで練習してもらうようにしました。

作成は主にKeynoteで行い、英語科で開設したYouTubeチャンネルにアップロードしました。(その動画は恥ずかしいのでここでは紹介しません笑)

作成の際は大阪府立大学高等教育開発センターのこちらのYouTube動画を参考にしました。丁寧で分かりやすかったです。Keynote以外にもPowerPointやZoomを使っての作り方もあっておすすめです。

 


Keynoteで作る講義動画(Mac編)

 

作成してみて気になった点が2つ。今回は学習方法の紹介に留まったので、授業動画となると他にも出てくるかもしれません。

  1. 事前に話す要点を考えておく。いきなり話し始めると止まらなくなるので疲れました(笑)発表者ノートにメモを書いておくのも良いかも。 
  2. 実際に生徒が試している場面が目に見えないので、このまま進めていいのか不安感がある。生徒からの反応・コメントも受け付けれるようにしたいところ。

 

次回からは画面に映した英文に書き込んで解説もしたいので、iPad mini 2を下取りに出してiPad Air 3 + Apple Pencil 1を買ってしまいました(一部奥さんからの誕生日プレゼント)。 

 

そして今一番の悩みが授業動画の位置づけです。

担当する英語表現系の授業では、1つの単元の流れとして、

  1. 導入(洋楽を使って)
  2. 説明
  3. 練習
  4. 活動

で進めるつもりです。このうち、1. 導入と2. 説明の部分を動画でカバーしようと思うのですが、著作権の問題や聴いてみての感想や問いかけに対するペアとの意見交換をどう解決するか。もちろん一方的に聴いてほしい曲のURLを示して聴いてもらい、問いに対して1人で考えてもらうのでもOKなのですが…

そもそも5月いっぱいで分散登校が終わっても、6月からの学校再開もどういう形態になるのか未定なのが辛い。もし例えば20名が教室に入るとしても、ペア・グループ活動なんかは可能なのか…(専門家会議が提示した新しい生活様式には、教室での大声での会話は避けると確かあったはず。)

3.の練習は1人で取り組み、その成果を録音・録画してオンラインで提出させる。4.の活動もオンラインで提出は可能かと思いますが、それはどうも味気ない。生徒同士での交流を作って活発な授業にしたいのですが…まだGoogle formなどを含むGoogle Suite for Educationの導入体制も確立できていないので、いかんせん授業計画ができないです。

 

そうそう、どんな形態で授業が行われるにせよ、COSMOSはやってみたいと思っています。詳しくは考案者のanf先生のブログなどで紹介されていますが、これめちゃくちゃ面白そうですよね。

anfieldroad.hatenablog.com

anf先生のひとりごと:ライティング指導(2)COSMOS|anfieldroad|note

 

anf先生は生徒が提出したものを全て書き起こしされているようですが、こういう流れなのでGoogle formに生徒が入力するのもありかなと思います。

 

「早く元の状態に戻ってほしいな〜」と思ってしまうこともありますが、それは恐らく無理なので、これまでの授業形態とは異なる考え方でこれからの授業は工夫して組み立てていかないとダメでしょうね。そのためにも早くオンライン学習の体制を整えるのと、6月以降の学校再開の方法を提示してほしいです。

Eテレ『7人の小さき探究者〜変わりゆく世界の真ん中で〜』

このの記事は普段なら通り過ぎる駅近くの喫茶店で書いています。午後の会議に参加するために電車に乗って通勤していたところ、人身事故で不通になりちょうど時間ができたのです。

以前にFacebookで目に留まり気になっていたNHK Eテレのドキュメンタリー番組『7人の小さく探求者〜変わりゆく世界の真ん中で〜』を見ました。

 

www.nhk.jp 

舞台は宮城県気仙沼市の小泉小学校。今年の2月〜3月にかけて当時の小学6年生たち7人が対話(p4cと呼ばれる手法、"philosophy for children"の略)を通して自分たちや大人たちと向き合う様子を追ったドキュメンタリーです。

 

 このp4cを研究しているのが宮城教育大学のようで、HPに実践報告が掲載されています。また後日じっくり読もうと思います。

 

p4c.miyakyo-u.ac.jp

 

それにしても(彼らから見たら)自分も大人として、彼らの考え・言葉が胸に突き刺さりました。

「子どもの意見も聴いてほしい」

「相手・他人のことを考えない大人が多い」

「あなたは今何ですか?」

などなど。胸をえぐられるような感覚でした。

 

このドキュメンタリーの撮影はちょうど、全国一斉の臨時休校という政治的決定がなされた瞬間を撮影をしていたので、子どもたちの受け止め方やショックの受け方を克明にフィルムに残しており、本当に胸が締め付けられる思いになりました。

 

子どもたちは、大人が思っている以上に、考えてるし、意見を持つことができる。このドキュメンタリーを見て改めて感じました。大人・教員はもっと子どものことを信頼すべきですね。

COVID-19の渦中で休校・自宅待機を余儀なくされており、まだ顔すら合わしていない生徒たちが今何を感じ、何を考えているのか気になります。学校再開後、こういう活動をしてみたいなぁ。

 

冒頭でこの記事は電車が不通の間に書いてると言いましたが、子どもたちが相手・他人を労ったように、人身事故に遭われた方に思いを馳せず、「ちょうど時間ができた!」と思ってしまった自分を恥じます。

 

このドキュメンタリーは4/25(土)23:59までNHKプラスで見ることができます。おすすめです。

NHKプラス

NHKプラス

  • NHK (Japan Broadcasting Corporation)
  • エンターテインメント
  • 無料

英語表現の授業計画と洋楽

今年度は英語表現Ⅰの位置づけである科目を担当することになりました。

担任を持っていた過去6年間はコミュニケーション英語をメインで担当していたので久々です。

英語教師のための文法指導デザイン

英語教師のための文法指導デザイン

 

こちらを読み返しながら、授業計画を考えています。

 

単元の大まかな流れとしたら、

  1. 導入:「どういうこと?何だろう?」の段階。
  2. 説明:「なるほど!」の段階。形式、意味、機能について端的に。
  3. 練習:「できそう!」の段階。形式⇔意味の結びつきを強めて自動化を目指す。
  4. 活動:「できた!」の段階。コミュニケーションの場面設定が自然。

という感じで案を練っています。

 

もし学校が再開したとしても3密を避けないといけない状況は変わらないと思うので、3. 練習と4. 活動もどのように進めるか頭を抱えている状態です。この点については、anfieldroad先生のブログ記事が役に立つかもしれません。

anfieldroad.hatenablog.com

 

練習と活動に関しては一旦、横に置いておいて後日の検討課題にします…

 

今回の記事は導入について。こんな暗〜い雰囲気が漂う状況なので、導入として洋楽を使い、そこから説明・練習・活動とつなげていきたいと考え中。そしてどうせなら明るい洋楽がいいなと思って今探し回っている最中です。

選曲の際のポイントとしては、

  1. 聴き覚えがある or テンションが上がる曲
  2. 目的の文法事項・言語材料を含む
  3. 内容が過激でなく高校生向け

で選んでいます。候補のYouTubeを貼り付けていきます。

 

1. 真っ先に思いついた曲です。パワーを!


John Lennon-Power To The People-Offical Video-HQ

 

2. テンション上がる。Gleeは最近の高校生も知ってる?


Journey - Don't Stop Believin' (Audio)

 

3. HONDAのCMでもよく流れてた。


Pharrell Williams - Happy (Official Music Video)

 

4. 仮定法の導入に良さそう。


Eric Clapton - Tears In Heaven (Official Video)

 

5. こちらも仮定法の導入に良さそう。


Eric Clapton - I Shot The Sheriff [Crossroads 2010] (Official Live Video)

 

6. whatの関係詞の導入に。


ONE OK ROCK: Take What You Want ft. 5 Seconds Of Summer (LYRIC VIDEO)

 

7. メッセージ性が強くて高校生にも響くものがありそう。


ONE OK ROCK: Stand Out Fit In [OFFICIAL VIDEO]

 

8. now matter how 〜の導入に使えるかも。


ONE OK ROCK: Change [OFFICIAL VIDEO]

 

他にも、Coldplay, The Beatles, Stevie Wonder, Marron 5, Oasis, Owl City, Queen, Billy Joel, Bruno Mars, The Carpenters, The Police, Jason Mrazなどを候補として考え中。

他に何か良いのがありますかね。

 

ありがたいことに実家にこんな本があったので送ってもらいました。こちらも参考に選曲を進めていこう。 

CD付 改訂版 英語で歌おう!  ビートルズ編

CD付 改訂版 英語で歌おう! ビートルズ編

  • 発売日: 2016/02/19
  • メディア: 単行本
 

 

 

人生初の在宅勤務をしてみた

新鮮でした。振り返ってみます。

まず事務的な手続きとして、

  1. 事前に管理職に申請し許可をもらう
  2. 始業と終業の連絡を管理職へメールでする
  3. 次回出勤時に業務報告書を提出する

という流れ。勤務校では1/3〜半分近くの先生が在宅勤務をしている印象です。

 

実際、当日は、

  1. 始業のメール送信
  2. ALTとTTを行う授業の計画をGoogle Documentを使ってアイディア出し
  3. 英語表現系の授業の計画
  4. 顧問を務めるクラブのホームページの整理
  5. 業務報告書を作成
  6. 終業のメール送信

こんなことをしてました。

 

良かったのは、

  • 人との接触が大幅減:そもそも在宅勤務の目的はこれですからね。通勤で往復3時間近く電車に乗って、会議で色んな先生と接触するの怖い
  • 朝ゆっくりできる:毎朝6時前に起きて7時に家を出る生活とはおさらば
  • 教科の仕事に集中できる:学校だと学校でしかできない仕事(個人情報を扱ったり、学校のメールアドレスを使ってのメールのやり取り)の優先順位が高く、また途中で色んな仕事が舞い込んでくるけど、家ならそれはない
  • 音楽を聴きながらできる:fm 802とかFM COCOLOを聴き放題。けどインストの音楽も欲しいのでAmazon Music Unlimitedの3ヶ月無料お試しに加入した。
  • Google Driveを使えば遠隔の人とも仕事ができるという感動を知った

 

うーむとなったのは、

  • 電車で新聞や本を読む時間が消える:自分は家の中では読むことに集中しづらく、やはり周りに他人の目がある方がいい。けど近くのカフェなどに今行くのは…
  • 家・駅・学校間の行き来でのチャリや徒歩がなく運動不足:これは在宅勤務の前後に運動すれば解消できる。
  • 人との会話が乏しい:SkypeとかLINEビデオで解消できる?

 

明日からは、基本は在宅勤務、必要なら出勤、ということにします。

できることなら在宅勤務で人との接触を減らすのが望ましいところですが、図書カードを全生徒に送付という意味不明な突拍子もない仕事が上から舞い降りたので明日は出勤します…あぁこんな時は車があれば便利やけどなぁ。

 

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4/21(火)と4/22(水)に連日で在宅勤務しての感想を追記しておきます。

  • 在宅勤務は通常勤務より効率・生産性が悪いと割り切る。
  • ずっとPCの前に座ってスクリーンとにらめっこしてると頭の奥が重たくなるので、定期的に軽くストレッチや散歩に行くべし。
  • 時間の感覚が薄れるので、25分作業+5分休憩のタイマーを設定できるアプリ「Focus」とかを活用すべし。

「中には(在宅勤務が)本当にうまくいく人もいますが、多くの人は苦戦します。"やることリスト"に書いた10のうち6しか終わらなくても、今は自分の最大限の生産性が発揮できなくてもOKなんだと、自分を許し、理解してあげましょう」

www.businessinsider.jp

Focus - 仕事効率化タイマー

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2020/04/23(木)追記

休校期間中とCOVID-19が収束した時にしたいこと

混沌としてきました。

府立高校は5月6日までは休校となりましたが、先が読めないのが辛い。

府立学校は一部の先生が職免を認められていましたが、明日から在宅勤務も認められることになりました。往復で2時間以上電車に乗らないといけなかったので一安心ではありますが、教員が顔を合わす機会が減るのは少し残念ではあります。

本当にこの1ヶ月は重要な判断を求められる場面が多く、また文科省や府教委からの土壇場での通達に振り回され、さらに年度が変わって役職を充てられたので(もちろん給料は上がらない)学校の運営に携わる会議が数多くあり、加えてこの6年間は最前線の実働部隊(担任)としての振る舞いが心身に染み付いているので、すごく自分の在り方について考えさせられる良くも悪くもストレスフルな日々でした。

 

ただCOVID-19によって「本当に重要なものは何か?」と自分だけでなく学校全体で考えて見極めることが迫られることが多々あったのは良かったのではと思います。

 

例えば卒業式。

学校長の式辞は短縮。PTA代表の祝辞は割愛。一方で主役である卒業生の証書授与や有志企画などは残す。シンプルですが、シンプルだからこそ良い卒業式になったと思っています。どうせなら以降の卒業式もこの式次第でやればいいと思うし、同じように感じた先生も多かったのではと思います。

 

ただ一方で残念だったのは新たな授業形態にチェレンジできなかったこと。

勤務校でも意欲の高い先生方で動画による授業を配信をしようという機運が高まりました。自分もネットを使った授業は取り入れたいので(自分の顔や声がネット上に動画として配信されるのには抵抗がある)期待していたのですが、結局のところ授業の動画配信は見送りに。

 

良くも悪くもCOVID-19は学校の現状維持に陥りがちな体制・姿勢にパンチを食らわせた格好となりました。

 

こんな見通しが立たない状況なので、気落ちしないためにも今やりたいこととCOVID-19が収束した時にしたいことを思い付く限り書いておこうと思います。

 

今やりたいこと

  1. 模擬授業:せっかく教員だけの時間はたんまりあるので有志でやってみたい。それに3ヶ月も授業から離れることになるので。もちろん感染拡大には気を付けて。けど在宅勤務が始まるので不透明…
  2. ランチ・ミーティング:同上…
  3. 新たな授業形態の模索:COVID-19が収束して学校が再開となっても今まで通りに授業ができる保証はどこにもない。特に音読やペア・グループワークが多い英語は。
  4. Quizletをマスターする。:昨年のKahoot! に続き、今年はこれを授業で活用してみたい。
  5. お金の勉強:これ私生活のため。携帯電話の契約も見直したい。
  6. 積読読破:多分無理。

 

COVID-19が収束したらしたいこと

  1. ラグビーかバスケットボールの試合を観に行く。:サッカー、セレッソ以外も面白い。本当は3月にサンウルブズの試合を観に行く予定でした。
  2. 英語教育関連のワークショップ、研究会に行く。:プライベートでは比較的まだ時間はあるので。
  3. 秦基博のライブに行く。:4年ぶり?くらいのライブツアーは案の定軒並み延期…大阪は7月に延期になったけど実施できるかな。

 

ちょっとでも前向きになれるようなことを考えないとやってられない。

 


秦 基博 - 「花」 Music Video